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急成長スタートアップ「FLUX」のコーポレートIT立ち上げを支援。迅速なサポートから担当者の業務引き継ぎまでフォロー
「テクノロジーをカンタンに。経済価値を最大化する。」をミッションに、急成長しているスタートアップが株式会社FLUXです。
30名くらいの頃から上場を見据え、社内のコーポレートITや情報セキュリティの基盤づくりに取り組んでおり、ZUNDAもSaaSツールの導入やIT環境の構築、運用などの支援を行ってきました。
会社の成長に合わせ、社内における“IT指南役”としてどのようにZUNDAを活用してきたのか。
株式会社FLUX Corporate Design本部 経営管理部 情報システムグループの上野 大輔さん、小田桐 葵さんに話を伺いました。

コーポレートITの最適解を「ゼロベース」で考える

── まずは貴社の会社概要について教えてください。
株式会社FLUXは「テクノロジーをカンタンに。経済価値を最大化する。」をミッションに、AIなどのテクノロジーを活用した複数のプロダクトを展開する、創業5年目のスタートアップです。オンライン売上を最大化するサービス「FLUX AutoStream」などをパブリッシャーや広告主向けに提供しています。
── ご担当者様それぞれのキャリアや業務内容についても伺えればと思います。
上野:私は2022年5月にFLUXへ入社しましたが、その前はITベンチャーを中心に複数社で15年以上にわたりコーポレートITの担当者として従事してきました。
現在は、FLUXのコーポレートIT全般に関わっています。
また、2019年8月からはmacOS/iOSの管理者ユーザーが集まるMeet upであるJMUGの共同オーナーとして、Jamfのユーザーコミュニティを運営し、コーポレートITに関するトレンドのキャッチアップや業界のコネクションを構築するための活動も積極的に行っています。
小田桐:私はFLUXに入社してまだ間もないですが、以前は旅行会社のグループ企業で、情報システムに関する業務改善やデジタルトランスフォーメーションなどのコンサルティングを担当していました。その後、地方創生に関わるベンチャー企業に転職し、地方活性化にITを活用するために尽力しました。
現在は、ITヘルプデスクを中心にSaaSツールのアカウント管理などコーポレートITに関する業務を担当しています。
── FLUXのコーポレートITは、他の会社と何か違うところはありますか?
上野:FLUXには、日々の業務を行う上での行動指針であり、正解がない問題に対する判断軸である5つのValueがあります。FLUXのvalueのひとつである「Zero-based Thinking(前提を取り払って考える)」は、他社が行っていることや流行にとらわれず、常にFLUXに適したアクションを考えるための指針となっています。 私はコーポレートITのキャリアが長いわけですが、経験に頼らず、客観的に物事を考え、創造的な解決策やアイデアを生み出すために、常にフル回転で仕事に取り組んでいます。
小田桐:FLUXでは、裁量を持って業務に参加できるため、スキルアップが早いと感じています。まだ、入社間もないですが、自分の成長を実感することができています。

ZUNDAの迅速なサポートとスキルトランスファーが役立っている

──ZUNDAとしては2021年4月から貴社のサポートをさせていただいております。弊社がサポートさせて頂いている中で、上野さんが入社されました。当時を振り返ると、上野さんからみて、どのような課題があったと思いますか。
上野:ZUNDAさんは、社内のコーポレートIT担当として、コーポレートIT専任者が不在の中でも基本的なIT環境の整備やSaaSツールの導入を担当していました。
しかしながら、社内での活用や効率的な運用に関しては、十分に着手できていなかった部分もありました。
長期間にわたってコーポレートITの専任者が不在であったため、IT統制に課題があった部分もあり、潜在的なリスクを抱えていたことがわかりました。
また、ZUNDAさんとの定例のミーティングにおいては、参加するメンバーが多かったことや、オーナー権限が曖昧だったこともあり、特に入社当初は私自身が何をすべきかがわかりづらい状況でした。
──ZUNDAの印象が変わったタイミングや、提供するサービスの中で満足している内容があれば教えていただきたいです。
上野:役割分担が明確化されたことで、定例ミーティングのメンバーも整理され、ZUNDAさんと協力して社内のコーポレートIT環境の整備に取り組むことができました。現在は同じ志を持つパートナーのような関係になっています。
また、ZUNDAさんのサービスにおいて気に入っている点は、Slackを通じて直接質問した際に迅速にサポートしてもらえることです。特にベンチャー企業にとっては、迅速なサポートが非常に重要であるため、ZUNDAさんのサポートは本当に頼りになります。
もし直接契約をしていた場合、それぞれのツールごとにカスタマーサポートに問い合わせをしなければなりませんが、ZUNDAさんを通じて一元的に質問対応してもらえるため、心強いです。
さらに、担当者へのノウハウの共有や実践的な引き継ぎも行ってくれるため、引き継ぎ業務の手離れができ、非常にありがたいです。
小田桐:私は現在、ZUNDAさんから引き継ぎを受けている立場でもあります。ZUNDAさんはコーポレートIT周りのスペシャリストであることを認識しており、非常に安心感を持っています。
また、何か質問があった場合には気軽に聞けることも、引き継ぐ側としては非常に助かっています。
コーポレートIT部門は、会社によって求められる役割が異なるため、各社のコーポレートITの取り組みや業務の運用方法など、最新の情報を提供いただけると嬉しいです。

「セキュリティの向上」と「ユーザー体験」に注力

──貴社とは2023年3月末で顧問契約が終了するわけですが、最終的には内製化して自走してもらえるようなサポートを心がけています。
上野:PCやモバイルなどの端末に各種設定やソフトウェアのインストールなどを行うキッティングについて、直近で入社するメンバーがいる場合には、直販の方がフレキシブルに対応できるため、ベンチャー企業としてはマッチしていると思っています。
一方、ZUNDAさんはメンバーに貸与する端末を一元管理してくれるため、管理コストの削減や業務効率化につながっています。また、端末管理に必要なシールもZUNDAさんが貼ってくれるため、利便性が高いと感じています。
── 情報セキュリティの観点からどんな取り組みをしていきたいと考えていますか?
小田桐:社内で多数のSaaSツールが利用されていることから、その管理には様々な課題があると認識しています。そこで、既存のSaaSツールの利用状況を正確に把握し、より効率的な運用方法を提案できるよう、SaaSに関する知識やスキルを習得することに注力しています。
また、常に業界動向や最新技術を追求し、専門性の高い業務に取り組めるよう努めています。これらの取り組みを通じて、セキュリティの向上や業務プロセスの改善に貢献することを目指しています。
上野:今後は特にセキュリティの向上に注力して取り組んでいきたいと考えています。会社の成長に伴い、情報セキュリティの高度化を図り、運用面の改善もより進めていく予定です。役割を分担しつつも、協力して取り組んでいきます。
小田桐:セキュリティを強化する際には、しばしばユーザー体験に影響を与えることがありますが、セキュリティとユーザー体験の両立を目指し、最適な方法を模索していきます。

企業フェーズの早い段階から情報セキュリティのスペシャリストを入れるべき 

── ありがとうございます。それでは最後に一言メッセージいただけたらと思います。
上野:ZUNDAさんのリーズナブルな契約体系は、予算が限られているスタートアップやベンチャーにとってはぴったりだと感じています。特に従業員数が300人以下の場合は、コーポレートITに必要な知識や人材が不足していることが多いため、早い段階から情報セキュリティのスペシャリストを採用することが必要だと考えています。
私自身もコーポレートIT担当として、長年の経験から業務IT環境における負債の解消が重要であることを痛感しています。事業を進めるにあたって必要なツールやサービスを利用していくと、その管理や運用に関する問題が発生・蓄積することがあります。その解決には、ゼロからではなく、既存の負債を解消しながらIT基盤を構築していくことが求められます。
そこで、ZUNDAさんのサービスを導入することで、コーポレートITの側面もしっかり固めていくことが重要だと考えています。会社設立当初から端末の調達などをZUNDAさんに任せることで、情報セキュリティの観点でも安心感を得ることができ、心強いと思います。
小田桐:私のようにコーポレートITについてまだまだ勉強していきたいという方や、「1人情シス問題」を抱えている企業には、ZUNDAさんのサービスをおすすめします。
── ありがとうございました。引き続き、端末周りではご一緒させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。ZUNDA について
ZUNDA株式会社は、「テクノロジーを通じて自由で安全なデジタル・ワークプレイスを提供し、事業の成長を後押する」をビジョンに、スタートアップなどをはじめとした中小・中堅企業様の業務IT環境の設計・構築支援・運用代行などを手掛けています。
各種SaaSや端末管理サービスを活用し、お客様のクラウドを中心とした働き方を支援します。
詳しくはZUNDAコーポレートサイトよりお問い合わせください。