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v0を使ってLPを作ってみた

AIでLPを作成してみた〜v0による情シス応援パビリオン告知LP制作体験〜

作成したサイトについて

ZUNDAでは「Japan IT Week 春 2025」の「情シス応援パビリオン」に出展し、無料相談会を開催予定です。この告知用LPを作成するため、「v0」という生成AIサービスを利用しました。
v0は、プロンプトを入力するとウェブサイトを生成してくれるサービスです。今回は1ページのLPでしたが、複雑なウェブサイトも作成可能です。

v0を選んだ理由

ZUNDAではすでにSlack上のAIボットや議事録ツールなどでAIを活用していますが、お客様の目に止まるコンテンツではまだあまり活用していませんでした。そこで、幅広い領域でのAI活用を目指し、v0を試してみることにしました。

やってみたこと

v0には有償・無償プランがあり、今回は無償プランを使用しました。サインアップ後すぐに利用開始できます。
v0は英語圏のプロダクトなので英語でプロンプトを入力しました。(日本語でのプロンプトも可能です)最初は提供した情報が限られていたものの、初期アウトプットとしては十分なものが得られました。
入力したプロンプト
1 I would like to make a landing page for the consultation meetings in the exhibition.
その後、コーポレートカラーの指定や取扱製品紹介セクションの追加などを行いました。従来のようにデザイン確定後のコーディングが不要なため、初期デザイン確定までが非常に速かったです。
1 Our corpolate color is #1BAB4B. So I would like to change the color of Hero section. How should I do that?
1 I would like to put the product logos which we are saling. Also, it would be happy to pur the time table.
手作業では、製品カードの追加やタイムテーブルの拡張などコードエディターで直接編集しました。最終調整では、Canvaで加工した製品ロゴをCloudflare Imagesにアップロードして挿入しました。

作業時間と感想

LP作成には約数時間〜10時間かかりましたが、慣れれば1〜2時間程度で完了するでしょう。実際には、プロンプト入力よりも手作業で行った画像加工・挿入作業の方が時間を要しました。AIの方が自分よりも生産性が高いなと思った経験ではありました。
完成したLPはチームのレビューを受け、コードファイルをダウンロードしてエンジニアにCloudflareでのデプロイを依頼しました。

他のAI・ツールとの比較

これまでChatGPTやDeepL Researchなどは使用していましたが、LP作成は新鮮な体験でした。自分で質の高いコンテンツを作成できる自信につながり、生産性向上を実感しました。
HubspotやSTUDIO、Wixなどのローコード/ノーコードツールと比べても、v0は使いやすいと感じました。AIがデザインを含めた良質なアウトプットを提供してくれる点は大きな強みです。また、コードベースで厳密に編集できる点も利便性が高いと感じました。
課題としては、同じデザインの再現性が保証されない点があります。繰り返し利用できるテンプレート作成機能があれば、さらに便利になるでしょう。

今後の展望

ZUNDAでは、AIを活用した業務効率化や新しい取り組みを進めています。今後も情報システム部門向けの発信に加え、AIの活用事例も紹介していきたいと考えています。皆様のおすすめAI活用法があれば、ぜひ教えてください!
あと、ぜひ相談会への予約、よろしくお願いいたします。予約は以下のウェブサイトから可能です!