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LCMサービス「kuromame」をリリースしました 〜 PC・スマホのキッティングを効率化 〜

ZUNDA 株式会社 (本社 東京都渋谷区、代表 澤田翔、以下 ZUNDA) は、従業員が利用されるパソコン、スマートフォン、タブレット端末などICT機器の調達〜配布〜回収までの一連の処理を受託管理するLCM (ライフサイクルマネジメント) サービス「kuromame」を本日、一般公開しました。

これまで一部のお客様への先行提供という形でサービスをご提供してまいりましたが、この度、より多くのお客様にご利用いただけるよう準備が整いました。

ICT機器のライフサイクルマネジメント(デバイスの導入から廃棄までの一連の管理)は、多くの企業にとって重要な課題です。パソコン、スマートフォン、タブレット端末などのデバイスが増加する中、端末管理台帳の作成や更新が煩雑化し、管理の追いつかない状況が生じています。特にリモートワークやサテライトオフィス、店舗でのスマートデバイス利用が増加することで、各拠点に分散したデバイスの保管、輸送、修理対応が複雑化し、迅速な対応が難しくなっています。これにより、業務効率の低下だけでなく、紛失による情報漏えいや、OS・ソフトウェアのアップデート不足による脆弱性攻撃のリスクなど、セキュリティリスクの増大、さらには管理コストの膨張が懸念されます。こうした課題を解決するためには、デバイスのライフサイクル全体を統合的に管理し、効率的な運用体制を構築することが求められています。

ZUNDA ではこれまで MDM (モバイルデバイス管理) や IdP (ID基盤) のソリューション提供を通じてデバイス管理の効率化を支援してまいりました。これに加え、ZUNDAのLCMサービス「kuromame」は MDM や IdP でサポートできない以下の業務を受託いたします。

  • 業務ニーズにあった機器をメーカーや中古市場より購入、レンタルする

  • 調達した機器を機器管理台帳に登録し、在庫として保管する

  • 従業員の入社やPC入替タイミングに沿って、機器の初期設定や資産管理ラベルの貼付を行う

  • リクエストに応じてオフィス、店舗、従業員宅などに配送する

  • 機器の故障時に代替品を発送し、修理手配を行う

  • 従業員の退社や入替にあわせて機器を回収し、点検や整備をする

  • 不要になったICT機器を安全に消去し、リユースやリサイクルを行う

これらの業務を引き受けることより、組織におけるデバイスの調達、台帳登録、保管、キッティング、出荷、回収、修理、処分といった課題をライフサイクル全般にわたってワンストップで解決することができます。

ZUNDA の強みである Intune, Jamf, Kandji といったクラウドベースの MDM ソリューションとLCMサービスを組み合わせることで、デバイスの調達から処分まで一貫したセキュリティリスクの管理と業務効率の維持が可能になります。

また、すでに MDM を導入されている場合、本サービスをご利用いただくことで Windows Autopilot や ADE が提供するゼロタッチ登録だけでは解決できない「デバイス登録の代行」「デバイスへのラベル貼付」「最新アップデートの適用」「事前キッティングによるオンボーディング時間の短縮」などのメリットを提供し、情シス部門の業務負荷を軽減できます。

本サービスをすでにご利用いただいております 株式会社スタディスト 管理部ビジネステクノロジーグループ マネージャー 岡村慎太郎さまより、以下のコメントをいただいております。

当社では私も含めて3名のメンバーで主にフルリモートで情報システムやセキュリティの業務を回していたのですが、メンバーの産育休が重なり1名、2名体制になることが確定していたことから、LCMサービスを検討しました。 普段はメンバーのうち1名がオフィスに出勤し、キッティングを行い配送し、返却物を再度在庫化したりなどしていましたが、ZUNDA さんのサービスを利用することで社員が端末の故障時などに直接フォームから出庫依頼して自宅に届き、返却も行えるような体制が構築できました。また、Windows 端末については Autopilot、macOS については ADE を利用しており、いずれも MDM は Intune を使っていますが、Autopilot に必要なハードウェアハッシュの登録なども新品端末を直接 ZUNDA さんの倉庫に入庫したのち、ZUNDA さんで行ってもらえています。 単なるキッティングや配送の外注ではなく、IDaaS や MDM 製品を活用した運用フローにも標準で対応していただけるところが素晴らしいです。

ZUNDA では、今回の LCMサービス「kuromame」の一般公開を通じて、組織におけるデバイス管理の運用負荷軽減と従業員の生産性向上に資するよう、取り組みを強化してまいります。

価格と提供形態について

料金

kuromame の主な料金は以下の通りです。

  • 月額料金: 20,000円〜 (PC 30台分の保管スペースを含む)

  • 従量料金 (1台あたり)

    • 入庫手数料 0円 (ZUNDAで購入したデバイスの場合)

    • 出庫手数料 2,500円

    • 検品・初期化手数料 2,500円 (使用済みデバイスが入庫された場合)

    • 送料: 別途

例えば、毎年100台のPCを出荷し、30台のPCを回収する場合は、年間でおよそ565,000円となります。

※ MDM の導入や設定代行、キッティング項目のカスタマイズ、保管台数の拡張にも対応しております。その他、修理受付や再キッティングなど個別の価格設定がございます。詳しくはお問い合わせください。

デバイスの調達

Apple、DELL、富士通、HP、Lenovo、Microsoft Surface、マウスコンピュータ、NEC など大手メーカーのPC、スマートフォン、タブレット端末を取扱しております。CPU やストレージなどスペックのカスタマイズや、AIモデルの活用に不可欠な最新GPUを搭載したモデルを選択することも可能です。また貴社の既存在庫の活用や、他商流からの直接入庫にも対応しております。

お問い合わせ、申込み

LCMサービス「kuromame」は本日よりお申し込みいただけます。

関心がございましたら、下記のWebフォームよりご連絡いただきますようお願いいたします。

また、ZUNDA は 2024年10月12日に東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー (東京都) で開催される BTCONJP 2024 (Business Technology Conference Japan) に出展し、同会場のブースにてLCMサービス「kuromame」とMDMのご案内・ご相談を承らせていただきます。デバイスの管理・運用に課題を抱えておられましたら、是非お越しください。

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ZUNDA株式会社について

ZUNDA株式会社は、「デジタルワークプレイスコンサルティング」「SaaS 販売、導入・運用支援」「ICT機器販売、LCMサービス」の各事業で情シス部門のニーズにワンストップでお応えすることで、テクノロジーを通じて自由で安全なデジタルワークプレイスを提供し、事業の成長を後押しして参ります。

Google Workspace、Microsoft 365、Keeper、Okta、Jamf、Kandji、Cloudflare など業界標準の クラウドサービスにマネージドサービスを組み合わせることで、スタートアップからエンタープライズまで、組織のニーズに応じた課題解決を得意としております。

今後もZUNDA株式会社は、お客様のビジネスを支えるパートナーとして、高品質なサービスと信頼性の高い技術を提供し続けてまいります。お客様からの信頼を何よりも大切にし、常に革新と成長を追求していく所存です。