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やってみよう!Keeperのデータ整理
Keeper はパスワードを始めとして、個人情報や住所、クレジットカードや銀行情報など、さまざまな情報を登録することができます。
普段何気なく登録し、利用するときには検索して利用、という形で運用することもできますが、ときどき記録を整理することで生産性が上がりますので、ぜひ試してみてください。

不要な記録を捨てよう

普段、Keeper を利用していると、以下のような登録を目にすることがあります
  • 重複した記録
  • もう利用することのない記録(古すぎる、登録ミスなど)
1つ不要な記録を見つけても、実は不要な記録が複数ある場合もあります。 そのような記録を見つけたとき、Keeper ボルトで検索し、1つ1つ削除していきましょう。
  1. 消したい記録を検索・選択し、[オプション] > [削除] を選択します。
  2. 確認画面で[OK]を選択して、削除完了です。

フォルダで分類しよう

Keeperの記録はフォルダ分けも可能です。 ここでは、Keeperのフォルダ分類のやり方と、共有を効率化する共有フォルダとショートカット機能を解説します。

フォルダの作成

フォルダ作成は、ボルトの[新規作成]から行います。 フォルダの種類は2種類あり、一般的なフォルダと、共有機能を持つ共有フォルダがあります。
フォルダは、マイボルトの中に作成され、階層管理も可能です。
共有フォルダを作成すると、フォルダ単位で共有設定が可能になります。
[編集] から、共有フォルダの共有先を個人やチームで設定することができます。
また、[デフォルトのフォルダ設定] からアクセス権(ユーザー管理・記録管理・編集可否・共有可否)の設定も可能です。 記録1つ1つを共有することもできますが、共有フォルダ単位で共有先とアクセス権を一括指定することで、共有の効率化が可能です。

フォルダ分けの方法は2種類

1. ドラッグアンドドロップで、好きなフォルダへ移動する

複数の記録を同時に移動することもできます。 記録の表示数が多いときはドラッグ・アンド・ドロップは大変です。そんなときは、検索機能で表示を減らすと良いでしょう。

2. 記録の[オプション] > [移動先]を選択

記録を1件1件選択し、フォルダの移動先を指定します。 複数同時に移動させることはできませんが、記録数が多くドラッグ・アンド・ドロップができないときや、記録編集の際に使えます。

便利なショートカット機能

フォルダ管理を進めていくと、分類に迷うことがあります。 例えば、1つのフォルダだけに入れるのが難しく、2つ以上のフォルダに入れたい場面などです。
そんなときは、複数の記録を作ったりせず、ショートカット機能を利用してみてください。
使い方は簡単。複製したい記録を選択し、[オプション] > [ショートカットを作成] と選択するだけです。 下の例では、「パスワード」という記録を複製し、通常のフォルダと共有フォルダの2つのフォルダに保管しています。
ショートカット機能で作られた2つの記録の内容は常に同期しています。そのため、どちらを編集しても、もう1方も同じ内容になります。 編集や削除をする場合、記録の親子関係を気にする必要もありません。自由にショートカットを作成し、編集したいときは、好きなものを選択して編集することができ、削除したいときはどれを削除しても構いません。 例えばショートカットを利用して2つにした後、最初に作った記録の方を削除しても、2つめの記録は残ったまま、通常通り利用することができます。
ショートカット機能を活用することで、パスワード記録の無駄な複製を減らすことが可能です。 より具体的な活用イメージの解説として、次の記事を参考にしてみてください。
パスワードの柔軟な共有を可能にするショートカット機能を紹介
ショートカット機能を活用して、役職やロールに応じた柔軟なパスワード共有が可能になります
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Keeper managed by ZUNDA について

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